2018.11.12mon~11.18sun
2018年11月12日(月)
市民講座へ。実はまた具合が悪かったんだが、連続で休むの嫌だったので頑張って出る。夫も珍しく発熱。講座後の飲み会は欠席し、病病看病に帰る。
2018年11月13日(火)
『アーレント最後の言葉』(講談社メチエ選書)を無理やり読了する。
2018年11月14日(水)
途中で休んでたディドロ『修道女』を読む。
原稿1と原稿2の著者校正が同時に上がってきた。なんできみたちはセットでやって来るのか。校正を戻す。
代官山へバロックダンス付きの18世紀フランス宮廷再現演奏会を観に行く。素晴らしかった。この演奏会にお誘い下さった絵本作家の吉田稔美さんとご一緒だった、舞踊家の甲斐ランベールあきよさんと少しお話しさせて頂く。最高だった。
現代に至るペアダンスに繋がる複数人舞踊の流れがまた少しだけ理解出来た。求愛ダンスなるものは、求愛それ自体をかたどった舞台芸術、なのかもしれない。
2018年11月15日(木)
アーレントの市民講座。私はまるで市民講座マニアである。いや完全にマニアでしょう、この予定の入り具合。
前日に「15日はワインの日」という解説を演奏会のトークで聞き、今日がボージョレ・ヌーボーの解禁日だと知る。折角なので皆さんと少しワインを飲みたくなる。オーガニックワインを出して頂いた。多分ボージョレ・ヌーボーよりうんと美味しい。
二次会で友人の同居人が古楽愛好家だと知る。しかもかなりのマニア……。うわあ、お話し聞きたい。また音楽熱が盛り上がって来るよ。クラシックファンの中でも古楽愛好家は珍しいと聞いたのだけど、結構いますね……。なんでなの。
2018年11月16日(金)
新国立劇場へハロルド・ピンターの『誰もいない国』を観に行く。冒頭で壊れたレコードの掛かる演出がある。つまりこの話はこれに象徴されているのではないか。おじいさん二人がレトロな壊れレコードよろしく、意味をなさなくなった音を延々出し続ける。しかしそこまで象徴して定義するのが適切なのか、この脚本は。
ピンターの演劇は割と好きなんだけど、ともかく難解。難解で、役者とは、小道具とは、とあらゆるものの意味を考え直し、演劇というものがなんなのかを考えずにいられなくなるように思う。そして各俳優がどうそれを表現するのか、しかも装飾がほとんどない生活感が全てのような素朴な難しい役柄を演じるのだ。むー。これは。
帰宅してメールに気付いたら、終わったと思ってた原稿の依頼がもう1ヶ月続くらしかった。嬉しいけどまた体力的に辛そうだ。
2018年11月17日(土)
1ヶ月振りにカポエイラに行った。なんたる。
全てが退化してそうで怯えていたが、思ったほどゼロに戻ってはいなかった。でも、アラフォーの体の衰えスピードは速い。技を忘れるというより、出来て来た体の衰えが早い。
カポエイラの練習は結構ハードだ。筋トレもそれなりの強度である。私は初めの内なので、出来なくても怒られたりはしないが、やっぱり皆さんががっつりやっているのに一人だけ付いていけないのは情けない。情けなくて、行くのが怖くなる。でも、自分との闘いだね。頑張ろう。
2018年11月18日(日)
筋トレもがっつりやったというのに、それほどの疲労はなかった。
最近エアコンを使っていないので良かろうと、洗濯2回分を乾燥まで洗濯機に任せてしまう。しかしやっと洗濯物が片付いた。図書館に行ったら掲示板で近所の社交ダンスサークル開講のお知らせを発見する。おおお、ついに我が町にもサークルが出現したのか!