読んだり書いたり

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ライター白山羊ひつじのよしなしごと

御茶ノ水満喫

 久々に御茶ノ水へ行き、ランチは「トラットリアレモン」、午後から明治大学でとある発表を拝聴し、タンゴ喫茶「ミロンガヌォーバ」でアルゼンチンタンゴの名曲を聴きながらお茶とケーキ、その後、神保町古書店街で本を眺めたい誘惑に打ち勝って雑貨店を巡って雑貨の誘惑に負けて買い物。やっぱりアルゼンチンタンゴは素敵。タンゴでしか聴けない世界観ある。
 いやいや御茶ノ水満喫した。やっぱり御茶ノ水〜神保町のあたりはいいな。カフェもいいよね。
 なかなか平日は来れないけど、土曜日も入れる書店がそこそこあるなら、また散策しに来たいな。

 

 ちなみに発表はこれ。
合評会 貴堂嘉之『移民国家アメリカの歴史』(岩波書店 2018年)

 学術書の執筆がメインの歴史学者貴堂さんが、ついに誰でもアクセスしやすい新書を上梓。学部1年生の夏の課題図書になっていたり、内容の確かさと充実度の高さは折り紙付き。「西欧から見たアメリカの建国史」という従来の視座を離れ、西海岸からアメリカへ入国したアジア系の人々の視点から見えるアメリカ史となっている。あまり知られなかったアメリカの姿から現代の日本の問題に繋がる知見が得られます。
 実は市民講座で貴堂さんの講座を受講するか迷って、都合により受講出来なかったので今回この合評会を知ってこちらは聴講したいと思ったのでした。